太陽光発電の導入事例
株式会社モリワキエンジニアリング

株式会社モリワキエンジニアリング 本社工場 屋根
パワーコンディショナ:SUN2000-50KTL-JPMO
キュービクル改造工事
部材搬入作業

年間150万円の電気代削減効果|レーシングバイク製造工場に太陽光発電を導入

所在地 三重県
業種 製造業
導入施設 バイクパーツ製造工場(本社)
設置場所
屋根・屋上
パネル設置枚数 200
年間発電量 96,795 kwh
導入前の課題
  • 工場のコスト削減に取り組みながら、SDGsへの取り組みの足がかりにしていきたい
導入後の成果・効果
  • 工場の年間電気使用量の約20%を削減(年間約150万円を電気代削減効果)
  • 工場で排出されるCO2を年間約50トン削減(約4,065本の杉の木が1年間に吸収するCO2量に相当)
  • 中小企業経営強化税制の活用により設備費用の全額を初年度に即時償却

導入企業インタビュー
testimonials

全てを信頼して任せられると確信できました。

株式会社モリワキエンジニアリング

取材ご協力

株式会社モリワキエンジニアリング
代表取締役社長 森脇尚護 様

今回は、国内屈指のバイクパーツメーカーであり、レーシングマシンの開発・製造を手掛ける株式会社モリワキエンジニアリングの代表取締役社長を務められる「森脇尚護」様より、本社工場(三重県鈴鹿市)への自家消費型太陽光発電の導入に関するインタビューにご協力いただきました。

株式会社モリワキエンジニアリング 本社 屋根上
株式会社モリワキエンジニアリング様 本社 屋根上
事業所の屋根上に太陽光発電を導入いただきました。

事業について

記者
本日はよろしくお願いいたします。
早速ですが、御社の事業内容について簡単にご紹介いただけますでしょうか?
森脇様
弊社では、バイクパーツの研究開発、製造、そして販売を主に手掛けています。
国内含め、世界各地のレースへの参加しているため、レーシングバイクの研究・開発も行っています。全日本や世界選手権など、多くの大会に出場してきました。
記者
レーシングバイクの製作には、どの程度の期間がかかるものでしょうか?
森脇様

求める性能や目的に応じて変わってきます。
レースまでの期間が短い場合、性能のテストを含めて数日以内での製作を求められる場合もあります。

コースごとに異なる性能要求に対応するため、常にコントラクターと共にアイデアを出し合い、双方でパーツを持ち寄って繰り返しテストを行って開発を進めています。レースに合わせた最適なマシンでレースに出場することで、自社製品の信頼性を高めています。
記者
すごく興味深いです。
レーシングバイクの開発製造まで、こちらの本社工場で行っているようですが、工場の中にはどのような設備があるのでしょうか?
森脇様
5軸のマシニングとか、旋盤とかワイヤーカットやファイバーレーザーとか、大型の3Dプリンターなどです。言い出したらちょっとキリがないくらいですね。
記者
ありがとうございます。
昨今では製造現場の自動化も進んでいるようですが、バイクの製造にはまだまだ人の手が必要なのでしょうか?
森脇様

確かに、コンピューターで、高度な計算が可能になりました。ですが、ライダーは「人間」です。なので、実践から得られる情報を取り入れ、ライダーに合わせた調整が必要が求められますので、完全な自動化の実現は、まだ難しいかと思います。

現在、製造部門で30名が在籍しています。ですが、まだ人手は足りていないので、バイクに対する情熱を持つ方、未経験者も含め、ぜひ応募まってます!

太陽光発電を導入した“きっかけ”

記者
太陽光発電の導入に至ったきっかけはありますか?
森脇様
以前から材料費や電気料金が高くなってきていました。
もし、この状況が深刻化していくようであれば、数年後には製造コストが現状の200%まで増加する可能性があると予測できていました。なので、できるだけ早急に太陽光発電を導入して、まずは電気料金だけでもコスト削減を図りたいと考えたのがきっかけです。
記者
実際に電気料金はどのくらい上がっていましたか?
森脇様
約2倍近く電気料金の負担が増えていますね。
値上がりする前の電気代で言えば、夏季だと1ヶ月で大体100〜120万円、冬季で50〜60万円くらいだったのですが。2022年10月の電気料金が120万円だったので、夏季と同じくらいの金額になっていて驚きました。
記者
電気料金が2倍は、かなり影響が大きいですね。 夏と冬で電気料金に大きな差がありますが、理由はありますか?
森脇様
当社では、パーツを精密加工する際に、空調管理を徹底してます。夏季は特に冷房の利用が増えるので電気を多く使用します。ですが、冬季はガスストーブや灯油ストーブを使っているので、この点が夏と冬の電気料金の差が大きい要因かもしれません。

太陽光発電の実際の導入効果について

記者
太陽光発電はいつ頃に導入されましたか?
森脇様
2022年12月初旬に工事作業が始まって、月末には工事が終わって稼働開始しました。なので、現在(2023年2月)でちょうど2ヶ月ほど稼働してます。
記者
太陽光発電を導入されてから、まだ2ヶ月でお尋ねするのは少し早いのですが、電気代削減の効果は実感できていますか?
森脇様
電気代で言えば導入前と比べて、大体10%くらいはお得になっています。
積雪が多かったので発電量の低下が目立ちましたが、晴れている日はよく発電してれてるので、おそらく夏では大体20%くらいは削減できそうな感じです。
記者
ありがとうございます。太陽光発電の設置費用や費用対効果についてもお伺いしてもよろしいでしょうか?
森脇様
初期投資は1,300万ほどでした。
頂いた提案の内容でいえば、年間の電気代削減額が140万円なので、大体9年くらいで投資回収できる想定です。今回は、即時償却の税制優遇(設備費用を初年度に一括で償却)が使えたので節税効果も含めれて8年で回収できる試算をいただきました。
記者
昨今では、SDGsや脱炭素の観点からも太陽光発電を導入される企業が増えていますが、御社でもそのような意図はありましたでしょうか?
森脇様
脱炭素を完全に実現するのは難しいですが、できる範囲での努力は続けていきたいと思っています。太陽光発電はカーボンフリーの代表例とも言えるので、今回の導入を第一歩と捉えて「リサイクル可能なパーツへの転換」など環境配慮を企業として推進していきたいと考えています。

当社を選んで頂いた理由

記者
太陽光発電を導入する際に、何社ほど検討されていましたか?
森脇様
工場の方に太陽光発電のチラシがよく届いてたので、複数社から話を聞いていました。見積まで依頼したのはハウスプロデュースさんを含めて3社です。
記者
最終的に当社をお選び頂いた理由はなんでしょうか?
森脇様

知人からハウスプロデュースさんを紹介してもいました。
色々話をさせていただきましたが、営業担当の方の対応が好印象でした。現場調査の際に訪れた監督や職人の方々も、横柄な態度は一切なく、こちらの疑問にも丁寧に答えてくれました。正直、その調査段階で「ハウスプロデュースさんにお任せしたい」と強く感じました。

記者
実際に当社を選んで頂いて、良かった点はありますか?
森脇様

良かったポイントはたくさんあったので一つに絞るのは難しいのですが、工事の工程を細かく報告してくれた点ですね。

たとえば、ソーラーパネルの一時置き場や、それをどうやって屋根に運んで設置するか、など、各段階ごとの手順をきちんと説明してくれたので、こちらも準備や調整が非常にスムーズに進められました。
記者
太陽光発電を導入した後にトラブルなどはありましたか?
森脇様
とくにトラブルはありません。工事が完了した後もすぐに発電まで開始できました。
記者
最後に、今後の弊社のサービス改善のために、当社に依頼して不満だった点や不安に感じた点があれば教えてください。
森脇様
何か言ったほうが良いと思うのですが、本当に思い当たらないんですよね…
今回の太陽光発電の導入で、私の知り合いからも色々聞かれる機会が増えているので、その方にも私の方から自信を持って、ハウスプロデュースさんを紹介させてもらってるくらいです。
記者
弊社を信頼していただいて非常に嬉しいです。太陽光発電は設置して終わりではなく発電開始からがスタートなので、今後とも御社のご期待に添えるようサポートさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。
株式会社モリワキエンジニアリング https://shop.moriwaki.co.jp/
日本を代表する二輪・四輪車部品メーカー。高品質なバイク部品・用品の製造から販売を手掛け、国内海外を問わず全国のレースに積極的に出場し、日々の研究開発に活かす。

Contact
太陽光発電に関する
ご相談・見積もり
はこちら

さらに詳しく知りたい方へ
気になるポイントを詳しく解説します

概算見積もりはこちら 資料イメージ
株式会社モリワキエンジニアリング
https://taiyoukou-secchi.com/case/moriwaki_engineering/